看護師の仕事に血管の確保は入っているの?

看護師の仕事に血管の確保は入っているの?

看護師は留置針による血管確保を行うことができます。これは平成14年に厚生労働省医政局長通知で看護師等による静脈注射の実施に関して、看護師等による静脈注射は診療補助行為の範疇であるという厚生労働省の法解釈の変更がなされて以来、看護師が患者さんに対し、静脈注射を安全に実施するための静脈注射に関する教育や指導、研修やプログラムが求められてきました。

 

そのため、看護管理者においては看護師の静脈注射が患者さんに対して安全で安楽に実施されるような組織や体制を作ること、先輩看護師が後輩へ知識と技術、経験を指導することは看護師の重要な役割のひとつとなっています。静脈注射に関する施設内基準だったり、プロトコルの作成、人材育成は必要不可欠で、その環境を整えることが看護師自身の安全と技術の向上へつながり、その結果患者さんの安全が守られるのです。

 

しかし、いくら採血が得意でも最初から留置針による血管確保がうまくいくという看護師は少ないのが現状です。また、たとえ技術がうまくできたとしても静脈注射が患者さんに与える影響は非常に大きいため、その影響に関する知識を持たず技術を実施することは、重大な事故に繋がるリスクがあります。

 

看護師が血管確保する上で、技術はもちろん、知識、経験を先輩が後輩に教えることは非常に重要な役割といってもよいでしょう。